タイは低燃費小型車の生産に対する優遇政策「エコカー制度」の第2期を開始する。年間生産台数で300万台の突破と自動車分野の投資増加や技術力向上などが目的だ。同制度は2007年に第1期がスタート。燃費など一定条件を満たした小型車を生産するメーカーに税制優遇措置を講じる。政府は第2期開始で総額400億バーツ(約1280億円)以上の投資増を見込む。現地紙ネーションなどが報じた。
同制度の適用対象は、走行中の排ガスに含まれる二酸化炭素排出量が走行距離1キロ当たり100グラム以下で、排気量がガソリン車で1300cc以下、ディーゼル車で1500cc以下の小型車。第1期にはトヨタ、ホンダ、日産、三菱、スズキの日系5社が参加し、現在までの投資総額は288億バーツに達した。
同国で投資案件の審査などを行うタイ投資委員会(BOI)によると、第2期では19年までの生産開始をはじめ、新規投資額65億バーツ以上(第1期参加メーカーが再度参加する場合は50億バーツ以上)や、生産開始から4年以内での生産台数10万台突破など各種の条件が設けられている。第1期の条件は新規投資額50億バーツ、5年以内の生産10万台突破だった。