サウジアラビアとのコストシェア技術協力では、先方の費用負担で日本人教諭を派遣し、現地の教諭らに日本流教育手法を紹介【拡大】
JICAは、アブダビ廃棄物センターと協力協定の覚書を結び、5月末にも日本に5人の技術者を受け入れ、危険物廃棄管理や焼却技術、ごみ発電の分野で協力する。アブダビでは都市化により生活ごみや廃棄物削減が急務になっており、ごみの回収システムや東京都のごみ発電施設、川崎重工業、三菱重工業などメーカー視察を計画。
6月にはUAEのドバイ首長国から技術者を受け入れるほか、クウェート行政管理委員会とも協定の覚書を結び、具体的な専門家派遣分野を詰める。
JICAは昨年8月から湾岸諸国と具体的な協力ニーズ調査を実施、医療や省エネ、環境、都市計画などが候補にあがっている。技術と両輪で、省エネ関連法案や環境規制など制度設計作りも支援する。
「カイゼン」など日本流の生産効率化手法の普及も進める。湾岸諸国での実績をてこに、中国やロシア、ブラジルなどのODA卒業国・移行国にも広げる計画。