東証取引「夕方」案に脚光 時間拡大、対面証券の「夜間」反発強く (3/3ページ)

2014.4.18 06:54

主要証券取引所の取引時間

主要証券取引所の取引時間【拡大】

 会社員には不都合

 もっとも、夕方取引にも問題点はありそうだ。もともと、夜間取引の狙いには、松井証券などが主張するように「サラリーマンが帰宅後にインターネットなどで株取引をするニーズに応える」ことがあったが、夕方では不十分とみられる。

 また、「取引終了後に企業が情報を開示するが、それを踏まえて取引する場が日本にない。先に米国のADR(株と同じように売買できる預託証券)などで値が動いてしまう」(日本取引所グループの斉藤惇最高経営責任者=CEO)という問題も解決できるかは不透明。企業が開示時刻を遅らせるだけの結果になる可能性があるからだ。

 いずれにしても、1日5時間という東京市場の取引時間は、世界の主要市場と比べると短い。ロンドンが8時間半、シンガポールが8時間で、ニューヨークは時間外取引を合わせると、16時間も売買できる。研究会でも、「海外と比べた取引時間の短さは本当に驚き」との意見が出ており、東証が夕方または夜間の取引を決断する可能性は高まっている。斉藤CEOは「完全な答えというのは、多分ない」とも語っており、判断が注目される。(高橋寛次)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!