タイの養殖エビ生産は病害の拡大で打撃を受けていたが、今年後半にかけて回復する見通しだ。同国水産局は、2014年の養殖エビ生産量が前年比37%増の40万トンに達すると予測しており、輸出高も徐々に持ち直すと期待されている。現地紙バンコク・ポストなどが報じた。
同国では12年後半からエビの養殖場で「早期死亡症候群」(EMS)と呼ばれる伝染病が広がり大きな被害を受け、13年の生産量は前年の半分となる約25万トンへと激減した。それに伴い、13年の養殖エビの輸出量は前年比42%減の18万7000トンとなり、輸出高も34%減の600億バーツ(約1908億円)に落ち込んでいる。
事態を重くみた同局は、EMS撲滅計画を実施。養殖管理の改善など官民挙げてEMS封じ込めに取り組んだ結果、生産量が回復してきた。