マレーシアは、世界最大規模の格安航空会社(LCC)専用ターミナルの本格運用を5月9日から始める。LCC利用者の増加を受けてクアラルンプール国際空港に建設された新LCCターミナル(KLIA2)で、年間受容能力は4500万人に上り、同空港の旧LCCターミナル(昨年は2200万人を受容)を大きく上回る。新ターミナルの運用開始により、旧ターミナルは閉鎖する予定だ。現地紙ニュー・ストレーツ・タイムズなどが報じた。
総工費40億リンギット(約1254億円)以上を投じて建設された新ターミナルには、LCCアジア最大手のエアアジアやマリンド航空といったマレーシア勢をはじめ、フィリピンのセブ・パシフィック航空やシンガポールのタイガー・エアウェイズなどが就航するほか、飲食店など245店舗も入居する。
新ターミナルは当初、2011年の完成予定だったが、設計変更などにより数度にわたり延期され、費用の見積もりが07年時点の17億リンギットから倍増するなど曲折を経て整備された。