
実験線を試験走行する新型リニア=山梨リニア実験センター(植村光貴撮影)【拡大】
太田国交相の意見書は、石原環境相が6月の意見書で示した環境面での措置を講じることを求めた。
その上で、建設にあたっては地域住民への丁寧な説明が必要としたほか、水道や農業などで使われる河川への影響を回避することや、工事で発生する残土を他の公共事業や民間事業で有効利用することなども促した。
太田国交相は同日の会見で「JR東海が意見書の措置を適切に講じるよう指導したい」などと述べた。
リニア中央新幹線は最高時速約500キロで、品川-名古屋間を40分で結ぶ。建設・営業主体のJR東海は現状、品川-名古屋間を27年に、名古屋-大阪間を45年に開業する「2段階」計画で、全額自己負担で建設するとしている。