菅氏は3日付のブログでは「(安倍首相は)自分の思い通りにならないマスコミに対しては、取材拒否など居丈高に権力を行使する」とも主張している。
とはいえ、菅氏は首相時代の記者会見で、産経新聞の質問はめったに指名させず、たまの機会の質問には、その場で「すり替え」「フェアじゃない」などと居丈高に面罵した。首相退任直後も産経のインタビュー申し込みを拒否していた。
菅氏はまた、安倍政権の集団的自衛権への取り組みを「暴走」と指摘するが、菅政権をはじめ今までの内閣があまりに安全保障問題に無関心だったのが本当だろう。マキャベリは、国のトップの心得をこう説く。
「君主は、戦いと軍事上の制度や訓練のこと以外に、いかなる目的も、いかなる関心事ももってはいけないし、またほかの職務に励んでもいけない。つまり、このことが、為政者が本来たずさわる唯一の職責である」