今年1月に開催されたミャンマー・ブックフェアに仲間と参加したジャパンジーことミョーミントェー氏(左)=ヤンゴン(髙橋昭雄撮影)【拡大】
外国人相手に特別なコレクションを納入するのだから、ミャンマー人の古本商から見れば、法外な価格をつけて莫大(ばくだい)な収入を得ていたはずである。にもかかわらず、彼は露天商のままだった。稼ぎを仲間たちと飲み食いしてしまうのである。京都大学の図書館に大量にミャンマーの本を納入したときは、まとまった大金を手に入れたが、それで喫茶店を開いて大失敗した。自分でも言うくらい、本屋以外には能力のない男だった。稼いだ分だけ飲む大酒が命取りとなってしまった。合掌。=敬称略