利上げは市中に出回る資金の供給量を減らすため、株価にはマイナス面が強いが、米国の景気回復への期待から、20日のダウ工業株30種平均は前日比59ドル高の1万6979ドルと3日連続で上昇。円安と米国株高を受け、東京市場の平均株価は131円75銭高の1万5586円20銭で終えた。9日続伸は、昨年12月17~30日以来。
ドル円相場をめぐってはもともと中長期的に円安ドル高が進むとの見方が支配的だった。日銀の大規模緩和で供給量が増える円の相対的価値が低下する一方、米連邦準備制度理事会(FRB)は現在の量的緩和策を10月に終えた上で、利上げに向かう方向だからだ。しかし、日銀の追加緩和期待が後退するとともに、米国の景気回復の動きも鈍かったことから、今年2月以降、ほぼ1ドル=101~104円の範囲内での値動きに収まっていた。