こうした中、「米国の4~6月期の国内総生産(GDP)成長率や住宅着工件数の内容が良く、今回の議事要旨もあり、早期利上げ観測が高まった」(みずほ証券の金岡直一FXストラテジスト)。円安ドル高が進む環境が整う中、22日に行われるイエレンFRB議長の講演に市場関係者の注目が集まっている。
年末のドル円相場に関して、1ドル=106円50銭程度を予測する三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジストは、「勢いがつけば108円台もあり得る」と強調。「米国の利上げを市場が織り込めば110円」(大和証券の今泉光雄チーフ為替ストラテジスト)との見方もある。株価や輸出関連企業の業績を押し上げる円安だが、過度に進めば、原油・原材料高など日本経済への悪影響に対する警戒感も強まりそうだ。(高橋寛次)