麻生太郎財務相は5日午前の閣議後会見で、同日午前に円相場が一時1ドル=105円台後半をつけ、5年11カ月ぶりの円安ドル高水準となったことについて、「揺るやかな形で上がったり下がったりするのが為替としては正しい。急激に上がったり下がったりするのは極めて危険を伴う。最も好ましくない」と発言。市場を牽制(けんせい)した。
一方、来年10月に消費税を10%に引き上げるための経済環境について「直近の(経済指標の)数字はそんなに悪くないが、経済は生きているから、対応をぱっとできるようにしておかないと、タイミングずれたら効果が半減する。もしものときには準備はしておかないといけない」と述べ、補正予算の編成など何らかの景気対策が必要との考えを示した。