TPP、米から閣僚協議打診 政府、事務レベルでの成果が鍵 (2/2ページ)

2014.9.10 06:39

TPP交渉に絡む関税協議に臨む大江博・首席交渉官代理(左)と米通商代表部のカトラー次席代表代行=9日、外務省(代表撮影)

TPP交渉に絡む関税協議に臨む大江博・首席交渉官代理(左)と米通商代表部のカトラー次席代表代行=9日、外務省(代表撮影)【拡大】

 一方、日米両政府が東京都内で再開した事務レベル協議は日本が関税を守りたい重要農産品5分野のうち、特に協議が難航している牛・豚肉の関税の扱いで妥協点を探る。

 日本から大江博首席交渉官代理、米国からUSTRのカトラー次席代表代行が出席し、10日まで協議する。大江氏は協議前、記者団に「そろそろ、大きく進まないといけない」と語った。

 1日からベトナム・ハノイで開かれているTPP交渉官会合も10日に最終日を迎える。これまでに日本は7カ国と2国間で関税協議を進めており、甘利氏は米国以外との協議に関して「ほぼすべての国と大きな前進があった」と強調した。

 日米協議の停滞が交渉全体のブレーキとなっている状況は変わらず、このまま膠着(こうちゃく)状態を打開できなければ、両国に向けられる参加国の視線はますます厳しくなりかねない。

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