ロボット革命実現会議で安倍晋三首相らが見守る中、広島の土砂災害状況の調査にも使われた小型無人ヘリシステムの飛行デモンストレーションが行われた=11日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)【拡大】
政府は11日、ロボットの活用策や産業育成について議論する「ロボット革命実現会議」の初会合を首相官邸で開いた。農業や建設、医療、介護の現場でロボット活用を進め、世界に通じる成長産業に育てるため、今後5年間に取り組む具体策をまとめた計画案を年内に策定する。
会議に出席した安倍晋三首相は「ロボットによる新たな産業革命は、(成長戦略の)鍵となる」と述べ、官民の垣根を越えた取り組みが必要との認識を強調した。会議では、自律飛行が可能な小型無人ヘリの実演も行われた。
今後、技術開発や規制緩和、標準化などの支援策について検討が進められる見通しだ。
政府は6月に閣議決定した新成長戦略でロボットを重点分野の一つに位置づけ、2020年までにロボット市場を製造分野で2倍、サービスなど非製造分野で20倍に拡大する目標を掲げた。