CDを超える「ハイレゾ音源」に脚光 パナソニック、ソニーが技術力アピール (1/3ページ)

2014.9.10 06:44

ソニーのIFAブースで、ハイレゾ対応機器で音楽を試聴する来場者=ベルリン

ソニーのIFAブースで、ハイレゾ対応機器で音楽を試聴する来場者=ベルリン【拡大】

 CDを大きく超える音質の新規格「ハイレゾリューション音源」が注目を集めている。10日までドイツ・ベルリンで開かれている世界最大級の家電見本市、IFA2014にパナソニックやソニーがハイレゾ対応のオーディオ機器を出展。インターネットで音楽を携帯プレーヤーにダウンロードする時代に、音質にこだわる音楽ファンに訴える。

 パナソニックは、4年ぶりに新製品2機種を発売するオーディオ機器の超高級ブランド「テクニクス」でハイレゾ対応をアピールする。開発を指揮した小川理子理事は「音楽に触れる機会は増えている。デジタルオーディオ時代に、長年培ってきた高音質技術を対応させれば、再び需要の余地はあると考えた」と振り返る。

 電子情報技術産業協会(JEITA)によると、オーディオ機器の国内出荷額はピークだった1980年代半ば以降に年間6000億円を超えていた。しかし音楽をネットでダウンロードする楽しみ方が普及するのにつれて市場は縮小し、2013年は前年比17.4%減の1072億円だった。

ハイレゾはオーディオ活性化の希望の星だ

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