日本取引所グループ(JPX)と、商品先物取引を扱う東京商品取引所は24日、東商取がJPX傘下の大阪取引所のデリバティブ(金融派生商品)取引システムを共同利用することで基本合意した。
大阪取が2016年秋に導入する新システムを東商取も使う方向。同じグループの取引所が証券や商品先物の売買を一手に手がける「総合取引所」構想の前進につながる可能性がある。
取引低迷が続く東商取は経費を削減できる一方、JPXも一定の使用料を得られる。JPXの斉藤惇最高経営責任者(CEO)は24日、「利用者にとって、利便性の向上やコストの削減につながる」と強調。東商取の江崎格社長も、ネット証券などの商品先物取引への参加に期待を示した。