【アジアの目】ミャンマー農民発展党 チョウ・ソワ・ソウ党首に聞く (2/3ページ)

2014.10.16 05:00

ミャンマー農民発展党チョウ・ソワ・ソウ党首

ミャンマー農民発展党チョウ・ソワ・ソウ党首【拡大】

  • サヤー・サン氏を記念した丘で開かれたミャンマー農民発展党の党大会=3月27日、南部エーヤワディー管区ターヤワディ(MFDP提供)

 --現在の与党、連邦団結発展党(USDP)が補完勢力にしようと、裏で農民発展党を支援しているという噂がある

 「それは違う。そういう話は、われわれ農民発展党の躍進を恐れる勢力が流す悪質な噂だ。われわれを潰すため、悪い評判を立てれば、国民は政策の中身ではなく、感情で投票を決める」

 --農民のための政策とは

 「今、ミャンマーの農家は本当に貧しい。政府は農地を担保に農家に金を貸すが、4カ月で返済しなければならない。そこで農民発展銀行を作った。融資期間を1年にし、担保がある限り上限はない」

 --農業では産品の輸出はもちろん、肥料や種子輸入など中国との関係は深い。中国との関係はどうするのか

 「ミャンマーの農民の多くは、中国との付き合いにはいらだっている。これまでの政権が中国と約束したことは守るが、新たな案件は国民の意見を把握しながら進めていきたい。個人的には日本に10年もいたので、日本人の考え方や仕事のやり方を気に入っている。国民民主連盟(NLD)の後ろ盾は米国、USDPの後ろには中国がいると私は思っている。だから日本には、農民発展党の後ろ盾になってもらいたい」

 --NLD党首のアウン・サン・スー・チー氏についてはどう思うか。あなたの父親もかつてNLDの幹部だった

 「父は2010年に亡くなった。彼女とは一緒に働いたことがないのでわからないが、彼女もすでに70歳を過ぎ、若い人の考えとは違うと思う」

 --もし、農民発展党が政権についたら、どういう政治を進めるのか

 「農民発展党が仮に政権についても、単独で国家を運営できるだけの人材は不十分だ。新政権はNLDもUSDPも参加した連立政権にすることが一番良いだろう」

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