有給消化で「秋の9連休」構想 取得促進と地域活性狙う (1/5ページ)

2014.10.25 06:57

「ハリー・ポッター」の新エリアが人気を集める大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」。秋の大型連休が実現すれば全国各地の観光地がにぎわいそうだ=9月1日

「ハリー・ポッター」の新エリアが人気を集める大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」。秋の大型連休が実現すれば全国各地の観光地がにぎわいそうだ=9月1日【拡大】

 有給休暇の消化を促すことで、秋に大型連休を誕生させる構想を政府が検討している。特に土、日曜と祝日が連続する2015年9月は暦の上では5連休となるため、谷間の平日を有給休暇とすれば最長で9連休が可能となる。政府は働き方と休み方の改革で有給休暇の消化率を高め、仕事と生活を調和する「ワークライフバランス」の実現を後押しするだけでなく、観光需要を伸ばして地域活性化につなげる「一石二鳥」をもくろむ。ただ、新たな祝日は導入せず、有給休暇に頼った「秋の大型連休」には実現を疑問視する声もあり、課題は多そうだ。

 主要24カ国中最下位

 「長時間働いて休まないことが偉くなる条件のような雰囲気を、しっかり休んで働くメリハリが素晴らしいという雰囲気に変えることが大事だ」。9月26日に開かれた内閣府の「休み方改革ワーキンググループ(WG)」の初会合で、西村康稔内閣府副大臣はこう指摘した。

 政府が国民の休暇増加に向けて議論に取り組む背景には、日本の有給消化率の低さがある。世界最大級のオンライン旅行会社、米エクスペディアの「有給休暇・国際比較調査」によると、13年に日本の有給消化率は39%と主要24カ国の中で最下位。100%のブラジルやフランスに遠く及ばず、70%で23位の韓国と比べても低さが際立つ。

秋に大型連休をつくる構想はたびたび検討されてきた

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