「ハリー・ポッター」の新エリアが人気を集める大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」。秋の大型連休が実現すれば全国各地の観光地がにぎわいそうだ=9月1日【拡大】
だが、休みが少ないにもかかわらず日本の労働生産性は12年にOECD加盟国で34カ国中21位と決して高くない。生産性の高い働き方を求め、政府が改革を模索するのは当然ともいえる。
有給消化率を上げるために議論の俎上(そじょう)に載ったのが秋の大型連休だ。9月としては09年以来6年ぶりとなる5連休が15年にあり、谷間となる平日の木、金曜に有給休暇を取得すれば9連休が可能となる。
春はゴールデンウイーク、夏はお盆休み、冬は年末年始休暇とまとまった休みがあるが、秋には大型連休がない。このため土日や祝日を軸にして秋に大型連休をつくる構想はたびたび検討されてきた。
秋の連休構想の発端となったのは、月曜日を祝日とするハッピーマンデー制度だ。祝日法の改正で、それまでは10月10日だった体育の日は2000年から10月の第2月曜に変更され、今では土、日曜と祝日の月曜が3連休として定着している。