カタールのオーレドーの看板を掲げた携帯電話ショップ=ヤンゴン【拡大】
一方、クレジットカードの普及率が低いことや銀行口座を持たない人も多く、こうしたアプリを開発しても、なかなか有料化は難しい。さらにSIMカードも、各社がそれぞれ100万枚以上を販売したとしているものの、実際はほとんどがプリペイドカードのうえ、転売目的で買った人も多く、それだけの回線数に見合う通信料が入ってきているわけでもない。
ミャンマーの携帯電話をめぐる状況がタイなどの周辺国並みになるのは、もう少し時間がかかりそうだ。(編集委員 宮野弘之)