甘利明・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)担当相は4日の閣議後会見で、8日に北京で予定されているTPP閣僚会合の見通しについて、「大筋合意が、市場アクセスなどで政治的に決着がついて、後は事務的なすりあわせを残すものだとしたら難しい」と述べ、北京での大筋合意は困難との見通しを示した。
その上で、甘利氏は北京での交渉の目標として、「日米間の政治的案件に決着のめどがつけばいい」と指摘。年内の日米完全合意は難しくても、完全合意に向けためどをつけることで、ルール分野などの交渉を加速化させたい考えを示した。