サンゴ密漁、屈辱の海…薄笑い浮かべ巡視船の前で網を引き上げる中国人 (3/4ページ)

2014.11.13 07:59

サンゴを密漁中の中国漁船(手前)は黒煙をはきながら、海上保安庁の巡視船「するが」から逃走した=9日午前、小笠原村父島南の領海内(大山文兄撮影)

サンゴを密漁中の中国漁船(手前)は黒煙をはきながら、海上保安庁の巡視船「するが」から逃走した=9日午前、小笠原村父島南の領海内(大山文兄撮影)【拡大】

  • 海上保安庁の巡視船「するが」を前に、サンゴ密漁用とみられる網を引き上げる中国漁船の乗組員=9日午前、小笠原諸島・父島南の領海内(大山文兄撮影)
  • 領海内から逃走を図る中国漁船。偽装のためか、船首には日の丸が掲げられていた=9日午前、小笠原諸島・父島南の領海内

 魚がいるのも、サンゴがいる豊かな漁場だ。強化プラスチック製で約10トンの日本漁船に対し、中国漁船は鉄製で15倍の150トン前後。しかも、中国漁船は5~6隻の集団で漁をするケースが多く、日本漁船が割って入れない。

 地元漁師の石井勝彦さん(62)は「邪魔だと思うと、地元漁師の網を切ったりする。とても近づけない」と嘆く。結果、漁場は中国漁船に占拠され続け、地元漁師は満足に漁ができない状態が続いている。

 石井さんは「年末にかけては魚の値が上がる時期。なのに指をくわえて見ているだけだ」と唇をかむ。

 達良丸のレーダーが捉えた船影は巡視船するがと、その先にいた6隻の中国漁船だった。うち5隻は懸命に巡視船から離れようと、一列になって領海の外側に向かっていく。中には、船首に日の丸を付けた船も。日本漁船に偽装したとみられる。

 1隻だけはその場を離れない。「網の巻き上げが間に合わなかったんだ」と金澤さん。網を放置すると漁ができず、中国漁船は回収するまで逃げない。

巡視船は中国語で警告を発するが…

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