名古屋市内のホテルで講演する日銀の黒田総裁=25日午前【拡大】
日銀はこの決定会合で、市場から金融資産を買い入れる額を約10兆~20兆円増やし、年間80兆円とする追加緩和を決定。9人の委員のうち、4人が反対する異例の事態となった。
■追加緩和を決めた金融政策決定会合での主な意見
賛成派
・デフレマインドの転換の遅延を防ぐため、このタイミングで追加緩和するべきだ
・物価上昇の足踏みが長引けば、インフレ期待の高まりに影響が出る
・追加緩和により、企業収益や雇用・賃金への前向きな効果が期待できる
反対派
・追加緩和の効果は、それに伴うコストや副作用に見合わない
・インフレ期待に働きかける効果は、異次元緩和の導入時と比べると限定的
・実質的な財政ファイナンスとみなされるリスクが高くなる