日銀議事録 政府出席者が一時中断要請も (1/3ページ)

2014.11.26 05:50

 追加の金融緩和が決定した10月31日の日銀金融政策決定会合の議事要旨をひもとくと、5対4の薄氷決定に至った会合の生々しいやりとりが垣間見える。政府側の出席者が麻生太郎財務相や甘利明経済再生担当相に内容を伝えるため、一時的に中断するハプニングもあり、突然の追加緩和への混乱ぶりがうかがえる。

 日銀の金融政策は政策委員9人(総裁、副総裁2人、審議委員6人)で決める。10月31日の会合は約4時間40分に及び、昨年3月の黒田東彦総裁の就任後、最長となった。

 複数の関係者によると、日銀が追加緩和を検討し始めたのは9月中旬。だが、日銀幹部が審議委員に説明に回ったのは会合直前の10月29~30日。「直前に何だ」と不快感を示す委員もおり、採決は割れることが予想された。

 要旨では、発言者は特定されなかったが、賛成した委員の一人は、追加緩和のタイミングについて「年末から来年にかけての賃金交渉の重要な時期」と説明。春闘直前に打ち出すことで賃上げを促す狙いもあったとみられる。

反対に回った4人は全員が民間企業の経営首脳や証券会社のエコノミスト

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