米スミソニアン協会が展示を始めたオバマ大統領の3D胸像(スミソニアン協会提供・共同)【拡大】
米スミソニアン協会は3日までに、3Dプリンターでオバマ大統領の複数の胸像を制作、首都ワシントンの協会本部で展示を始めた。3D技術を使った米大統領の胸像が作られるのは初めて。
胸像は、南カリフォルニア大の専門家らがホワイトハウスでオバマ氏の顔の立体画像を高解像スキャンするなど先端技術を駆使して作った。
同協会が運営するナショナル・ポートレート・ギャラリーには、初代ワシントン、第16代リンカーンの2人の元大統領の顔を存命中に石こうでかたどった伝統技法による像(ライフマスク)が所蔵されており、オバマ氏の3D胸像はこれらのコレクションに加えられることになる。