5日の東京株式市場は6営業日連続で続伸した。日経平均株価の終値は、前日比33円24銭高の1万7920円45銭。ザラ場、終値とも年初来高値を連日更新。2007年7月下旬以来、7年4カ月ぶりの高値水準とした。
この日は前日の欧米株の値下がりを受けて、午前中は軟調だった。しかし午後1時すぎに円相場が下落して1ドル=120円台に乗せたことを好感して買いが主体となり、高値圏に浮上。その後は円安と株高が連動した。連日の上昇に対する警戒感や利益確定売りもあって、上値が重い展開となったものの、高値は35円高の1万7922円となり、前日の取引時間中の年初来高値を上回った。
午後3時ごろの円相場は、引き続き1ドル=120円をはさんでの小動きが続いている。
東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比5.07ポイント高の1445.67。