総務省が26日発表した11月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比で2・7%上昇して103・4となった。18カ月連続で上昇したが、上げ幅は前月の2・9%に比べて0・2ポイントも縮小し、4月の消費税増税後では最小の伸び率にとどまった。
日銀の試算による消費税増税の影響分2・0%を除くと、実質の物価上昇は0・7%にとどまる。
生鮮食品を含む総合指数は2・4%上昇したが、上げ幅は前月の2・9%に比べて0・5ポイントも縮小した。食料とエネルギーを除く、いわゆるコアコア指数も2・2%増から2・1%増へと上げ幅が縮小した。
生鮮食品を除く総合指数は、原油安により、ガソリンが前月の4・1%増から0・7%増に、灯油が6・1%増から1・6%増へと上昇幅が大幅に縮小した。電気代や都市ガス代は上昇したものの、エネルギー関係だけで上昇幅を0・09ポイント押し下げた。また家庭用品や家電などの製品価格も全般的に上げ幅が縮小した。
先行指標となる東京都区部の12月の消費者物価指数(中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合が101・8となり、前年同月比2・3%上昇した。