23日の東京株式市場は大幅続伸で始まった。日経平均株価の寄り付きは、前日比191円61銭高の1万7520円63銭。その後、上げ幅は200円を超える場面もあった。
1万7500円台を回復したのは今年の大発会の1月5日につけた高値(1万7540円)以来と、年初来高値に迫る水準で取引されている。
前日の欧州中央銀行(ECB)による量的金融緩和の導入決定されたことを投資家が好感。同日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均終値は、前日比259ドル高と上昇するなど、欧米主要市場の株価は軒並み上昇したことで、東京市場もこの好影響を受けた。
東証株価指数(TOPIX)の始値は、前日比14.45ポイント高の1403.88。東証1部銘柄のうち7割強の1360が値上がりしている。