大幅反落した日経平均株価と、1ドル=115円台後半をつけた為替相場を示すボード=16日午前、東京・東新橋【拡大】
16日の東京株式市場は日経平均株価が500円に迫る大幅反落となった。ほぼ全面安のなか、日経平均株価の午前終値は、午前の最安値圏である前日比480円64銭安の1万6628円06銭。昨年10月31日以来、2カ月半ぶりの安値水準となった。
午前は大幅軟調に終始した。高値が264円安の1万6844円、安値が483円安の1万6625円。
前日夜から円相場が急伸しており、午前11時以降には朝方に続いて1ドル=115円後半まで上昇した。これを嫌気した投資家が売りを強めて値下がり幅が広がった。
スイス国立銀行が対ユーロ相場でスイス・フランの上限を廃止したため、スイス・フランが一時約30%急騰。これにともない、同じ安全通貨として円もつられて大きく買われている。
前日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は106ドル安と5営業日続落したことも加わって、大きな値下がりになった。
東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前日比31.64ポイント安の1344.96。東証1部銘柄の94%にあたる1738が値下がりした。
ファーストリテイリングの下げ幅が2000円安で4.7%下落したほか、ソニー、京セラ、電通なども5%前後の大幅値下がりとなった。