【飛び立つミャンマー】ヤンゴンの都市開発中断、再調査 (1/3ページ)

2015.2.20 05:00

 ■政府、総選挙控え公正性を確保

 最大都市ヤンゴンの中心部で進む大規模都市開発プロジェクトのうち、5つの開発事業にミャンマー政府から待ったがかかった。建設される高層ビルなどが、隣接する寺院「シュエダゴンパゴダ(パヤー)」の眺望を妨げる可能性があるとして、建設計画の再確認をする間、工事中断を命じられたという。背景にはヤンゴン都市開発をめぐるさまざまな事情がありそうだ。

 ◆シュエダゴンに隣接

 中断しているプロジェクトのうち、最も注目されているのが「ダゴンシティ1」だ。他のプロジェクトよりも規模が大きく、国際的なデベロッパーのマルガ(シンガポール)とミャンマーの地元企業が合弁で開発を進めている。

 シュエダゴンパゴダに隣接する22エーカー(約8.9ヘクタール)の土地に高級マンションや、五つ星のホテル、ショッピングセンターなどを建設する。事業費は3億ドル(約356億円)とされる。マルガのホームページによると、すでに高級マンションの第1期販売分はすべて予約済みで、まもなく第2期分の予約が始まるとしている。

 中断は建設される8階建ての建物の高さが、当局に提出した計画を上回っているのではないかという疑惑のためだ。

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