正式な開通時期が公表されていない外環道の東名-大泉間も、20年の東京五輪までの開通を目指す。調査段階にある外環道の東名高速-湾岸線間と、13年度から用地買収に着手した圏央道の大栄-松尾横芝間の2区間を除いて約9割が完成する。
「中央環状品川線の開通で羽田空港と渋谷は近くなるが、渋谷地区への影響はあまりないだろう。東急電鉄と京浜急行羽田空港線を結ぶ蒲蒲線の実現に期待したい」とは、渋谷再開発に力を入れる東急不動産・三枝利行社長。
当初から3環状は都心部の渋滞緩和が目的で、都心環状線を利用する1日平均約47万台のうち約6割を占める通過交通を分散させるのが狙い。3環状が建設される地域では通過交通が増えるだけで、地元へのメリットが少ないとのイメージがある。それだけに「今後は3環状の整備効果をいかに広げていくか」(国土交通省首脳)が課題だ。