購入が多かった品目は、衣料品が19%でトップとなり、健康食品、靴製品、美容・化粧品が続いた。購入品の価格帯は51~100ドルが37%で最多、2番目が50ドル以下の25%と、100ドル以下が6割以上を占めるなど、比較的低価格帯の購入が活発だった。この結果、昨年、ネット通販を通じて購入された輸入品は96%が関税免除の対象になったもようだ。
一方、14年の韓国ネット通販サイトでの外国人による購入額は2810万ドルで、韓国人消費者が国外から購入した金額の約55分の1にとどまった。この結果、ネット通販分野での貿易赤字は15億1200万ドルとなり、10年の2億7200万ドルから急拡大している。専門家は国内サイトの伸び悩みについて、面倒な決済手続きが原因と指摘。ネット通販企業は早急に支払いシステムの簡略化を図る必要があると主張した。
政府は輸出拡大のため、昨年から米ペイパルなどを参考にワンクリック決済が可能なシステムの開発推進を図るが、国内のセキュリティー体制などの問題を懸念する声も依然として根強い。韓国がネット通販分野の貿易赤字縮小を実現するには、まだ時間がかかりそうな情勢だ。(ソウル支局)