「過熱」東証に警戒感 円安・NY株上昇 買い材料も…足踏み (2/2ページ)

2015.3.3 21:26

 過熱感は指標にも表れている。値下がり銘柄に対する値上がり銘柄の比率で売られすぎ、買われすぎをみるテクニカル指標の騰落レシオ。東証1部の騰落レシオは(25日移動平均)は3日時点で131・49%。買われすぎの目安となる120%を2月18日以降上回って推移している。

 また、日銀による上場投資信託(ETF)買いが2月以降減っていることも株価の上値が重い要因とみられる。日銀が2月に買い入れたETFは計1322億円。買い入れ額は1月の3443億円から減っている。株価は平成12年4月以来の高値を連日更新しているため、日銀による出番が減っている。

 中長期的には2万円が視野に入る株価だが、足元の警戒感から一時調整局面に入るとの見方もある。SMBC日興証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストは「1万9000円が心理的な節目にはなる。もう一段の株高が進むには、海外を含めて何か材料が必要となる」と指摘する。

 ただ、日本の個人投資家が、急上昇の株価に驚き、売り姿勢を一段と強める一方、「海外投資家が買い越しに転じているため、株価は下がりにくい」(カブドットコム証券の河合達憲チーフストラテジスト)との見方もある。(大島直之、飯田耕司)

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