国内景気、全国的に「底入れ」 帝国データ2月調査

2015.3.4 18:13

 帝国データバンクが4日発表した2月の景気動向調査によると、企業の景況感を示す景気動向指数(DI、50が「良い」と「悪い」の分かれ目)は前月比1.2ポイント増の45.1となり、2カ月連続で改善した。

 円安を背景に自動車の輸出拡大が関連業種に波及したほか、中国の旧正月「春節」で訪日旅行者が増え、小売りや旅館・ホテルが上向いた。また、エネルギー価格の下落が企業のコスト負担を軽くし、設備投資の意欲改善につながった。景気DIは11カ月ぶりに全10地域で上向いた。

 同社は「国内景気はエネルギー価格低下や円安の好影響で消費税率引き上げ後の悪化傾向から脱し、底入れした」と分析している。

 今後の見通しについても緩やかに改善する方向だ。ただ、同社は「夏以降に新たな景気対策が打ち出されなければ横ばいで推移する」とも指摘している。

 調査は2月16~28日に実施。全国の1万593社が協力した。

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