--国産方針推進者には『強い米大統領が就任すれば日本の国産機開発計画に介入する可能性がある』との危惧(きぐ)もある
アワー氏 日本が独自開発を望むのであれば、たとえ強い米大統領が就任しても(米国にとってはそれが強く求められていると思うが…)、日本に米戦闘機の受け入れを『強要する』ことはできない(ワインバーガー国防長官がレーガン大統領を説得したように)。FSX問題では衝突寸前だったが、私は賢明な日米のリーダーらが同じことを繰り返すことを好まず、むしろ『真の共同開発』を選択することを望む。
(F2の開発を発表した)瓦力防衛庁長官とカールーチ国防長官(ワインバーガー氏の後任)の2人はF2計画を『共同開発』と呼んだが、実際は共同開発でないことを認識していた(F2はライセンス生産されたF16が一部改造されたものにすぎない)。両者はF2開発を将来の『真の共同開発』につなげたいと願っていた。
残念ながら、F2のベース機にF16を選択した日本の決断の後、米上院における辛辣で不当な日本批判(クライド・プレストウィッツ氏などといった人々は、『共同開発』は米産業が航空機設計で秀でるように日本に『教える』ことになり、『ライセンス生産』よりたちが悪いと書き記し、証言した)は日本で反感を招き、真の共同開発は少なくとも数十年先延ばしとなった。私は個人的に、今なら真の共同開発が可能だと期待している。その意味で、中国には感謝する必要があるかもしれない(半分は冗談だが、半分は本心だ)
--戦闘機(特に最新鋭の第5世代戦闘機)の開発をめぐる日本の技術水準をどう評価するか。また米航空機メーカーがFSX紛争の時と同様に日本のライバルを警戒し阻止しようとする可能性は