内モンゴル自治区フルンボイル市で2014年12月に開催された中国国内のスノーモービル大会。大興安嶺山脈を選手らは駆け抜けた(中国新聞社)【拡大】
大興安嶺林業管理局が3月末に発表した情報によると、同月10日以降、大興安嶺重点国有林区に所属する19の林業局ではすでに相次いで伐採を停止している。同管理局の共産党委員会書記を務める内蒙古森工集団の張学勤董事長によると、1952年に開発に着手して以降、同林区は2億立方メートル余りの材木や林業副産物を提供し、納税額は200億元(約3864億円)余りに上っている。
大興安嶺重点国有林区は中国の4大国有林区の一つで、フルンボイル市とヒンガン盟の9地区にまたがっている。林業主体生態機能区の総面積は10万6700平方キロメートルで、大興安嶺の46%を占める。森林面積は8万1700平方キロメートル、立木の総蓄積は8億8700万立方メートル、森林は7億4700万立方メートルで、いずれも全国国有林区のトップに立っている。
同林区はユーラシア大陸北部の森林地帯の重要な構成部分として、森林、草原、湿地の3大生態系が整い、国家重点石炭貯蔵拠点でもある。林区の立木蓄積と天然林面積は省レベルでみると全国6位。同林区は2020年までに森林蓄積を13億立方メートル増やし、温室効果ガスの排出を40~45%削減するという中国政府の目標達成に重要な役割を果たすとみられている。(中国新聞社)