日銀は対話よりサプライズ重視？　政策維持も消えぬ市場の疑念 (4/4ページ)

　日米欧の中央銀行と市場との対話（基本スタンス／事例／対話状況と市場の反応）

　【日銀】　サプライズ重視／２０１４年１０月末の追加金融緩和／ほとんどの市場関係者は予想せず、円安・株高が急ピッチで進んだ一方、総裁発言の信用性が低下

　【米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）】　対話重視／１４年１月からの緩和縮小と１０月の緩和終了など／緩和縮小の半年以上前から示唆され、市場は当初混乱したものの、その後に平穏化

　【欧州中央銀行（ＥＣＢ）】　バランス重視／１５年１月の量的緩和発表と３月の緩和開始／１４年１１月に予告され市場は徐々に織り込んだが、緩和規模は予想を上回り、サプライズとなった