東証1部の4月第1週(3月30日~4月3日)の投資家別売買状況によると、外国人投資家は2週間ぶりに買い越し、買越額は4379億円だった。
ただ東証1部全体(1878銘柄)では、値下がり銘柄が値上がり銘柄を150余り上回ったほか、出来高も2兆円台前半と上昇相場としては物足りない水準で、大台には届かなかった。
日銀が昨年10月末に追加金融緩和を実施して円安が急加速、輸出関連銘柄を中心に株価は上昇基調が続く。今年3月には欧州中央銀行(ECB)が、国債を買って市場にお金を流す量的緩和に踏み切ったことも世界的な株高を招いた。
今後の焦点は「2万円」の壁をいつ突破できるか。3月下旬には1万9778円と大台に迫る場面もあったが、高値警戒感から利益確定売りに押された。
ただ、2015年度の上場企業の経常利益は「前年度比2桁増」と証券各社が予想するなど、企業業績の改善は続く見通しだ。みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは「3月の短期的な上昇局面に比べて今は過熱感も小さい。2万円を通過点とし、中長期的な上昇基調が続く」と予想する。