インド鉄鋼公社は、1200億ルピー(約2280億円)を投じ、ロウケラ製鉄所(東部オディシャ州)の近代化を図り、年間生産能力を現在の200万トンから450万トンに倍増させる。
ナレンドラ・モディ首相は、同国の粗鋼生産量について、米国に続き、中国(14年の年間粗鋼生産量約8億トン)も追い抜くと述べるなど強気の姿勢だ。
粗鋼生産量は増加しているものの、14年度の同国の鉄鋼輸出は前年度比8.1%減の550万トンだった。一方で、輸入は13年度の545万トンから、14年度は932万トンに急増した。
同国政府は今後、鉄鋼品の高付加価値化などを推進し輸出強化を図るとしている。また、中国などからの安い鉄鋼品の輸入が増加していることから、国内鉄鋼業の競争力確保にも注力する姿勢だ。(ニューデリー支局)