チベット自治区ラサ市のジョカン寺(大昭寺)前で14日、僧侶と写真を撮る観光客。国内外へ旅する中国人は増えており、より便利なサービスが求められている(中国新聞社)【拡大】
中国電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング)傘下の総合旅行サービスサイト、「阿里旅行・去●」は、このほど上海で行った記者会見で新型オンライン旅行サービスプラットホーム「未来酒店(ホテル)」の戦略計画を発表した。
◆「信用住」と接続へ
発表によると、阿里旅行は第1段階として、アリババ傘下の第三者信用評価機関、芝麻信用管理の保証金(デポジット)無料化サービス「信用住」と接続する予定。
このサービスを導入することで、信用情報の良好な顧客は阿里旅行で「信用住ホテル」を予約でき、チェックイン時にデポジットを預ける必要なくスピードチェックアウトができるサービスを受けることができる。
現在、香港に本拠地を置くシャングリ・ラ、米スターウッド、開元酒店集団などの高級ホテルチェーンや如家酒店集団、華住酒店集団といったエコノミーホテルチェーンなど、全国のホテル約5500軒が「信用住」計画に加入している。
アリババの李少華・航旅(航空・旅行)事業グループ総裁は「未来酒店は顧客の共有とデータ能力、販売プラットホームに基づき、ホテル業にワンストップ式のソリューション(解決策)を提供するものだ」と説明する。
オンラインの「信用住」サービスは、芝麻ポイント(個人の信用を350~950ポイントで評価、高いほど信用がある)が600ポイントに達した顧客に対して、阿里旅行でのホテル予約サービスを提供。顧客がチェックアウトの際にカードキーを返却するだけで、自動的に顧客の支付宝(アリペイ、アリババの決済サービス)口座から宿泊費が引き落とされるシステムになっており、精算手続きを並んで待つ必要がない。