日本政府観光局が20日発表した4月の訪日外国人客数(推計値)は、前年同月比43.3%増の176万4000人となり3カ月連続で単月の過去最高を更新した。花見シーズンに加えて、各国の休暇シーズンが重なったことが訪日需要を押し上げた。
また、円安による訪日旅行の割安感やビザ発給要件の免除・緩和などもあり、中国人を中心に買い物目的で訪れた観光客も多かったようだ。
観光庁が同日公表した4月1日時点の全国の免税店数は1万8779店に上り、昨年10月に比べて倍増。東京、大阪、名古屋の三大都市圏以外の地方でも店舗が増加しており、外国人の受け入れ態勢がさらに整ってきた。
国・地域別の訪日客数では首位の中国が前年同月比2.1倍の40万5800人。2位の台湾は29.9%増の33万5100人、3位の韓国が57.0%増の30万4600人となった。単月としては中国、台湾、香港、タイ、米国などが過去最高を更新した。
観光庁の久保成人長官は記者会見で「数年前とは違い、春の訪日客も増えている。このペースなら年間の訪日客数は1500万人をはるかに超えていくと思う」と述べた。