民間でも、無料Wi-Fiを活用する新しいビジネスモデルが広がりつつある。
「ピロリーン」。東京・新宿を歩く観光客のスマートフォンに、近くのおすすめ店舗情報が表示された。画面をタップするとお得なクーポンが配信されており、思わず足が向かう-。
そんなサービスを昨年末始めたのは、KDDI子会社のワイヤ・アンド・ワイヤレス。小売り大手や自治体などと組み、全国24万カ所のスポットで接続できるアプリ(応用ソフト)を訪日客に提供している。
無料で使ってもらう一方、同社は利用者のスマホが接続したスポットの位置情報を収集し、移動ルートや滞在時間を把握。さらに「国籍などの利用者属性と組み合わせた解析結果を提携各社に提供し、集客に活用してもらう」(大塚浩司社長)というビジネスモデルだ。