約18年半ぶりの高値となった日経平均株価を示すボード=24日午前、東京・日本橋兜町【拡大】
これに対し、大和証券の高橋卓也日本株シニアストラテジストは「利上げペースは緩やかになるとみられる上、(利上げに伴い)円安ドル高になれば企業業績を下支えするため、日本株にとっては大きな下押し要因にならない」とみる。
ギリシャをめぐっても足元では緊張度が低下したとはいえ、「債務問題そのものが終わったわけでなく、再び金融市場でリスク要因として浮上する可能性はある」とSMBC日興証券の丸山義正米国担当シニアエコノミストは話す。当面、日本株は“外患”をにらんでの展開となりそうだ。