日本郵政の株主総会。西室泰三社長(右から1人目)ら経営陣と、国を代表して財務省の飯塚厚・理財局次長(手前)が出席した=26日午前、東京都千代田区霞が関の日本郵政本社(山沢義徳撮影)【拡大】
日本郵政が26日、株主総会を開いた。国が全株式、を保有する同社の総会には平成18年の設立以来、株主代表として財務省幹部が1人出席してきた。今秋、子会社のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険とともに株式上場を計画しており、「1人株主」の総会は今回が最後となる。
総会は東京都千代田区霞が関の本社3階で午前10時に開かれ、西室泰三社長ら経営陣と財務省の飯田厚理財局次長が出席。長門正貢ゆうちょ銀社長や石原邦男・東京海上日動火災保険相談役らの取締役選任を承認し、26分間で終了した。