ユーロ圏の財務相は6月30日夜、ギリシャの新支援要請を受けて緊急の電話会合を開催したが、要請を認めなかった。デイセルブルム議長(オランダ財務相)は会合後、1日午前に再び電話会合を開くとし、双方の協議は支援失効後も継続される。
ただ、デイセルブルム氏は「ギリシャへの支援を続ける土台があるかを見る」と述べ、新支援などの協議はギリシャが5日に実施する国民投票終了後になるとした。EU側の財政再建策に対するギリシャの民意を見極めた上で、対応を検討する考えとみられる。
ギリシャは支援の期限切れ直前の30日、EU側に対し、債務削減を含む2年間の新支援を要請し、債務不履行の回避のため短期間の支援延長も求めていた。従来の支援ではIMFも加わっていたが、新支援はユーロ圏のみに要請した。