独立党は、5月の英総選挙(下院、定数650)で1議席しかとれなかったが、二大政党に次ぐ得票率(約13%)を獲得、影響力を拡大させている。
世論調査でも、EU残留派は55%、離脱派は45%と国内は分裂している。
与党の保守党内でもEU離脱派の影響力が年々強まっている。キャメロン首相は6月25日、ブリュッセルでのEU首脳会議で、移民規制などの施策を独自にとることができるようEUの改革が必要だと訴えた。
財政状況が悪いイタリアやスペインなど南欧諸国でも、ギリシャのように反緊縮、反EUの小政党が台頭しつつある。外交筋は「ギリシャ危機は、EUの弱体化と欧州流動化の導火線となりかねない危険をはらんでいる」と指摘した。