ユーロ圏首脳会議を終え、会見するギリシャのチプラス首相=13日、ブリュッセル(AP)【拡大】
欧州連合(EU)は12日にブリュッセルで緊急のユーロ圏首脳会議を開き、財政危機に陥ったギリシャへの金融支援再開に向けた協議に入ることで13日、合意した。EUのトゥスク大統領が明らかにした。支援条件となる財政再建策の実行を担保するためギリシャが一部再建策の15日までの法制化を受け入れた。EU側は法制化を確認後、大規模な支援融資実施に向けた協議に入るとみられる。同国の財政破綻とユーロ圏離脱は回避される方向となった。
首脳会議は12日午後(日本時間12日深夜)の開始から約17時間に及び、13日朝(同13日午後)まで続いた。
ギリシャの政府債務は昨年末時点で3170億ユーロ(約43兆円)と国内総生産(GDP)比で177%に上り、ユーロ圏19カ国で最悪。2010年以降、EUは国際通貨基金(IMF)と共にギリシャ向け支援を2度行っており、今回の支援が実現すれば3度目となる。(共同)