東京証券取引所のコーポレートガバナンス・コード(企業統治原則)が6月から適用開始となり、日本でも資本効率や株主還元、社外取締役の活用に注目が集まっている。岡三証券の小川氏は「企業と投資家の双方が企業統治に関心を高めているタイミングを(村上氏らは)うまく意識している印象だ」との見方を示している。
■村上世彰氏や旧村上ファンド系などの主な投資先(社名/業態/保有割合)
黒田電気/電子部品商社/約16%
三信電気/半導体商社/約6%
エクセル/エレクトロニクス商社/約6%
ヨロズ/自動車部品メーカー/約12%
アコーディア・ゴルフ/ゴルフ場運営/約19%
日本証券金融/貸借取引業務/約4%
(注)大量保有報告書をもとに作成。保有割合は合算
【用語解説】村上ファンド
村上世彰氏が通商産業省(現経済産業省)を退官後の1999年に設立した投資顧問グループの通称。株主の権利を強硬に主張し、阪神電気鉄道(現阪急阪神ホールディングス)やTBS(現TBSホールディングス)の株式の大量取得などで注目を集めた。村上氏は2006年に証券取引法違反(インサイダー取引)容疑で逮捕、起訴され、ファンドは解散。11年6月に有罪が確定した。