米、新薬保護期間で譲歩検討か 砂糖市場開放については慎重な立場 (1/2ページ)

2015.7.30 07:16

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の早期大筋合意を目指す米国が、交渉の膠着(こうちゃく)状態を打開するためにカードを切り始めた。バイオ医薬品のデータ保護期間をめぐっては、これまで主張してきた12年よりも短い7、8年を受け入れる方向で検討しているもようだ。ただし米国は砂糖を市場開放の「聖域」と位置づける姿勢は崩していないとみられ、交渉参加国から不満も出ている。

 データ保護期間は製薬会社の新薬開発を促すための措置で、期間中はジェネリック医薬品(後発薬)が作れない。新薬メーカーを抱える米国は12年を主張しているが、安価な後発薬を普及させたい新興国や豪州、ニュージーランドは5年以下を求めていた。しかし複数の海外メディアは「米国は12年を実現できず、7、8年で決着する」との見通しを報じている。

 TPPをアジア重視戦略の中核と位置づけるオバマ米政権は今回の閣僚会合で大筋合意し、今秋の署名を経て、来年初めに米議会で批准するというシナリオを描く。そのためにはデータ保護期間で譲歩することで、各国の理解を得る必要があると判断したとみられる。

また米国は27日に人身売買をめぐる報告書で…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。