同43年からは輸出を始め、順次海外生産も拡大していき、現在では約30カ国で販売し、高い支持を集める。
昨年1年間の売上高は前年比約8%増の3億8千万ドル。グリコは東京五輪が開催される2020(平成32)年に、売上高を10億ドルに引き上げる計画を掲げており、江崎勝久社長は「ポッキーを世界ブランドにする」と力を込める戦略商品だ。
ただ、韓国では少々事情が異なるという。
グリコは平成23年に韓国で製菓の合弁会社を設立し、市場調査などを実施したうえで同25年にポッキーの販売を始めた。
ところがロッテがポッキーの日本発売から遅れること17年、1983(昭和58年)年にポッキーとよく似たペペロを発売していた。そして、今や国民的お菓子として不動の人気を誇り、ポッキーは後(こう)塵(じん)を拝している。