企業関係者を前に講演するオバマ米大統領。TPP交渉について前向きな見通しを強調した=16日、ワシントン(AP)【拡大】
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加12カ国が米南部アトランタで9月末から閣僚会合を開く方針を決めたことが17日、分かった。関係者によると、26日から首席交渉官による協議を始め、30日と10月1日の2日間の日程で行う。
オバマ米大統領は16日、米ワシントンで開かれた企業関係者の会合で講演し、TPP交渉について「年内に合意できると確信している」と述べるとともに、「ほとんどの分野の交渉が終わった」として、30日からの閣僚会合で大筋合意に達する可能性があるとの見方も示した。
さらに、オバマ氏は交渉合意後は議会での批准手続きが鍵を握ると指摘。引き続き議会に協力を求める姿勢を示した。
12カ国は7月に米ハワイ州で開かれた閣僚会合で大筋合意に失敗。知的財産分野の新薬データ保護期間や乳製品、自動車部品などの関税をめぐって対立が残っている。主張の隔たりは大きく、今回の閣僚会合で大筋合意できるかは不透明だ。(ワシントン 小雲規生)